発見“痩せる脂肪”の極意!美と若さの新常識!6月20日NHK





MCはフットボールアワーの後藤さん、岩尾さん、
ゲストは関根麻里さん、キムラ緑子さん、和田明日香さん、
解説してくれるのは、
北海道大学名誉教授 斉藤昌之先生、
新潟大学特任准教授 清水逸平先生、
京都大学准教授 後藤剛先生です。


image130.gif【発見“痩せる脂肪”の極意!】

脂肪は太る原因とされていますが、
中にはやせる良い脂肪もあります。
この良い脂肪が集中しているのが、
鎖骨周辺です。

脂肪には白色脂肪細胞と褐色脂肪細胞とがあり、
一般的に知られている太る原因とされているのが白色脂肪細胞で、
やせる良い脂肪が褐色脂肪細胞です。

褐色脂肪細胞は体の熱を燃やす
ヒーターのような役割りをする細胞です。
褐色脂肪細胞は、寒さを感じると、
自分の細胞内に含まれる脂を使って熱を作るのですが、
それでも足りないと感じると白色脂肪細胞を使って熱を作ります。
その結果、やせることにつながっていきます。

ただし、褐色脂肪細胞は赤ちゃんが一番多く、
年をとるとともに減っていき、
増やすことはできません。

そして、褐色脂肪細胞の減り方には個人差があります。


■第3の脂肪細胞

褐色脂肪細胞には2種類あって、
通常の褐色脂肪細胞とは別に、
もう1つをベージュ脂肪細胞と呼びます。
このベージュ脂肪細胞は、
白色脂肪細胞が変化して生まれてきます。
しかも、このベージュ脂肪細胞は増やすことができます。
その増やす方法の1つが寒冷刺激です。

寒いという刺激を与えると、
ベージュ脂肪細胞を増やすことができます。
それによって基礎代謝を上げることができ、
ダイエットにも効果が期待できることになります。



■検証実験:寒冷刺激実験

20~50歳代それぞれの女性4人に、
1日2時間、首にアイスベルトを巻いて
1週間過ごしてもらいました。
そのほかには、
食事も含めて普段と同じように過ごしてもらいました。


◆結果

1週間後4人全員のベージュ脂肪細胞が増えました。
さらに、50代をのぞく3人の体脂肪率が減りました。

今回の実験は専門家監修の元で行っていますが、
個人で首を冷やした場合、
冷やしすぎによる血圧変動によって、
予期せぬ病気を招くこともありますので、
首を冷やすには専門家に相談するなどの注意が必要です。


image133.gif


【ベージュ脂肪細胞の増やし方】

■そのほかのベージュ脂肪細胞の増やし方

水泳もお勧めです。
理由は泳ぐという運動効果と、
水温という体温よりも低い環境が
褐色細胞を活性化させる効果が期待できると考えられます。

水泳効果に関しては、
マウス実験で1.5倍の効果が確認されています。

また、ベージュ脂肪細胞を増やすことは、
肥満、糖尿病、心不全などの予防・改善に効果が見込まれ、
健康寿命の延伸につながると期待されています。


■トリップチャネル

褐色細胞は食べ物でも増やすことができます。

人が寒さを感じるのは、
皮膚表面にトリップチャネルというセンサーがあるためです。
このトリップチャネルが温度を感じて脳に刺激を送ることで、
褐色細胞が活性化します。
しかも、このトリップチャネルは口の中や
胃、腸の中にも存在することがわかってきました。
そして、このトリップチャネルを刺激する食べ物が、
青魚に多く含まれるDHAやEPAなどです。

トリップチャネルには
『トリップV1』
『トリップA1』
『トリップM8』

の3種類があります。


●トリップV1
いわし、さば、まぐろ、かつお、
とうがらし、黒コショウなど



●トリップA1
玉ねぎ、にんにく、和からし、わさびなど


●トリップM8
ミント、ペパーミントなど

こられの食材を組み合わせて摂ることが、
褐色細胞を増やすことにつながります。


■お勧めレシピ:アジアンづけプレート

◆材料


●漬けの材料
中トロ:180g
しょうが:1/2片
にんいく:1/2片
ココナッツオイル:小さじ1
しょうゆ:大さじ1


◆作り方

①ポリ袋にしょうゆ、ココナッツオイル、
 すりおろしたしょうが、にんにくを入れます
②トロをサイコロ状に切り、タレにいれてもみこみ、
 ねかせて漬けを作ります
③細かく刻んだミントとバジル、
 さらにレモン汁、ナンプラー、しょうゆをご飯に混ぜ込みます
④トロの漬けを混ぜ込んだご飯を盛りつけて出来上がりです

トリップV1:トロ、しょうが
トリップA1:にんにく
トリップM8:ミント
上記のような褐色細胞を活性化する食材が含まれています。