血管を若返らせる食品 たけしのみんなの家庭の医学11月14日テレビ朝日

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image130.gif【血管を若返らせる食品】

血管年齢を若々しく保つことは、
動脈硬化の予防に役立つばかりか、
心筋梗塞や脳梗塞の予防にもつながります。
さらに、美容効果も期待できるとされています。

そんな血管年齢を若返らせる食品としては青魚や赤ワインなどが有名ですが、
なんとビタミン群にも同様の効果をするものがあるといいます。
それが、ビタミンBです。
ビタミンBは血管の老化を防ぐ効果が期待できます。
中でもビタミンB6、ビタミンB12、葉酸の3つのビタミンを
豊富にとることで心筋梗塞のリスクを減らすことができるとされています。
この3つの栄養素を豊富に含んでいる食品が
『レバー』
です。


■レバー

豚レバー、牛レバー、鶏レバーには
3つのビタミンがバランスよく含まれています。

ただし、レバー摂取には問題もあります。
レバーのカロリーは決して低くなく、
また味が苦手な人も少なくありません。
そこでレバーに変わる食品を探したところありました。
それが、
『海苔』
です。


■海苔

海苔はレバーと同じように、
3つのビタミンをバランスよく含んでいます。

実際、海苔を5日間食べてもらう検証を行ったところ、
血管年齢が下がりました。
このように、海苔は血管の老化予防に効果を発揮します。
そのうえ、食べやすく調理に使いやすいのがなによりの魅力です。


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【レバーペースト】

レバーが口に合わないという人もいますが、
これをペースト状にすることで食べやすくなります。
トーストやビスケットのトッピングにするなど、
食感をかえて
美味しく食べることができるようになります。
もちろん、動脈硬化予防の効果はそのままです。


■材料

鶏レバー : 200g
マヨネーズ : 大さじ4
醤油 : 小さじ2
にんにく : 1片
食パン  : 適量


■作り方

①鶏レバーは一口大に切ってきれいに洗います
②土鍋や厚手の鍋に湯を沸かします
③土鍋の湯が沸騰したところでレバーを入れます
④再び沸騰したら火を止めて蓋をして5分おきます
⑤下処理したレバーを熱いうちにビニール袋に入れてつぶして、ペースト状にします。
⑥マヨネーズ、しょうゆ、すりおろしにんにくを『⑤』に加えて混ぜます
 これでレバーペーストの出来上がりです
⑦ポリ袋の口を結んで端を切って絞り出します
⑧食パンを焼いて塗っていただきます




転倒・つまずき予防体操 たけしのみんなの家庭の医学10月24日テレビ朝日

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MCは北野たけしさん、
解説してくれたのは、伊奈病院 石橋英明先生です。


image130.gif【転倒・つまずき予防体操】

■つまずきの原因

つまずき・転倒の原因として、
下半身の筋肉の衰えが指摘されています
が、
それとは別の原因も指摘されています。
それは、
『20代の頃に比べて身長が縮んでいる』
ということです。



■椎間板減少とバランス低下

加齢とともに背骨やその間にある椎間板というクッションが減ると、
猫背になるなど体のバランスが低下して、
つまずいたり転倒しやすくなります。
『若い頃に比べて2センチ以上背が低くなった』
このような状態は、警戒レベルだとされています。



■背中の筋肉の衰えと身長低下

しっかりとした背中の筋肉が十分にそなわっていると、
背骨を引き上げて、
正しい姿勢を維持することができます。

しかし、背中の筋肉が衰えると、
背骨を引き上げることができずに前かがみとなることで背中が丸くなり、
さらに背中の筋肉が衰えてしまいます。
このように、
前かがみの姿勢は、背の縮みを招き、
つまずきの大きな原因となります。


■つまずきやすい体チェック『壁テスト』

①壁の前に立つ
②壁にかかとをつけ、お尻と背中をつけまっすぐ前を見る

後頭部が壁につかないと、
前かがみになっている可能性があります。


■背中の筋肉を鍛える『上体反らし体操』

硬くなった背筋のストレッチです。

①うつぶせに寝ます
②両手を床につけたまま、
 上半身を反らすようにゆっくりとひじを伸ばします
③この状態を5秒間キープします
 これを3回1セットとして、
 毎日朝・晩2セット行います。


■『背筋体操』

クッションや座布団、枕などを用意します。

①うつぶせに寝ます
②クッションをおへその下に敷き、
 両手を腰のあたりで組みます
③そのまま上半身を反りかえらせます
 すこし胸が浮く程度でもかまいません
④この姿勢を5秒間キープします
 この動作5回を1セットとして、
 毎日朝・晩2セット行います。




認知症予防に脳内物質NGF たけしのみんなの家庭の医学9月26日テレビ朝日

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MCは北野たけしさん、
解説してくれたのは、
国立長寿医療研究センター 佐治直樹先生です。


image130.gif【認知症予防に脳内物質NGF】


■脳内物質NGF

認知症にかかわる最新情報として、
今医学界で注目を集めているのが、
『脳内物質NGF』
です。
そしてその特徴は、脳の老化を防ぐというものです。

このNGFですが、
残念ながら加齢とともに減少ししまいます。
ですが、
記憶力の高い人は若い人に近いほどの
NGF量を保っています。

そこで、記憶力とNGFに関して番組で調査を行いました。
対象としたのは、
もの忘れが気になる60~80代の男女6名です。
その結果、記憶力が高い人ほど、
NGF量が多いことが確かめられました。


■記憶のメカニズム

脳では神経細胞同士がつながってネットワークを構築し、
電気信号のやり取りを行いながら、
様々な情報を伝達しています。
この仕組みが、
もの忘れや認知症に大きく関係しています。

NGFが脳内に豊富に存在すれば、
思い出そうとするとネットワークがつながり、
顔・特徴・名前などを思い出すことができます。
しかし、
脳が老化するとネットワークも老化してしまいます。
その結果、細胞と細胞同士の信号がつながらず、
名前などを思い出せないということになります。


■NGFを増やす方法

NGFを増やすポイントは、脳の血流を上げることです。
これまでは、
ウォーキングなどの運動習慣がNGFを増やすと言われてきました。
しかし最新の研究では、手足などの皮膚を刺激することで、
同様の効果が得られることが分かってきました。
それを利用した方法として、
タオルを用いたマッサージで、
運動と同じくらいに脳の血流をアップさせられる可能性が出てきたのです。


■NGFアップ・タオルマッサージ

やり方はとても簡単です。
タオルを両の手のひらではさみ、
こするようにすり合わせるだけです。

タオルが落ちない程度の力で行い、
強くこすりすぎないのがポイントです。
これを、1日1回10分間、
テレビをみながらなど、
好きな時間に行ってください。

こんな簡単なことで
『NGFアップ=記憶力アップ』
になるのだろうかと思われるでしょうが、
実証実験では、
対象者の70代男性は
3日目頃から効果が見られ出し、
4~5日目頃にはNGF量が倍以上にアップしました。






腸漏れ!たけしのみんなの家庭の医学8月22日テレビ朝日

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MCは北野たけしさん、
解説してくれるのは、
横浜市立大学大学院 中島 淳先生です。


image130.gif【腸もれ】

■腸内フローラ

腸内に群生する数百兆個の細菌が
お花畑のように咲き乱れていることから
名づけられたのが
『腸内フローラ』
です。

近年、腸内フローラの状態が、
健康に及ぼす効果が次々と分かってきました。
数百種類に及ぶ腸内細菌のバランスが保たれていれば、
肥満、うつ病、心臓疾患、がんなど
様々な病から身体を守ることが可能になるといわれています。


しかし、最近では生活習慣の乱れから、
腸内フローラのバランスが崩れてきています。
その結果、
腸内である異常が起きていることがわかってきました。
その異常というのが、
『腸漏れ』
です。


■腸もれ

腸漏れとは、
自分でも気づかないうちに、
腸の中にある毒素などが腸の外に漏れ出した結果、
全身で様々な不調を引き起こす症状です。

主に食生活など生活習慣の乱れが原因といわれますが、
どれくらいの人が腸漏れを起こしているのかは、
はっきりとは分かっていません。


■腸漏れ調査

番組では
『気が付かないうちに腸漏れを起こしている人はどれほどいるのか』
を徹底的に調査しました。
普段、何らかの身体の不調を感じているという
40~60代の男女20名に協力してもらいました。

最初に行った検査は血液検査です。
血液中に腸から漏れ出した毒素が潜入していないかを調べました。
正常範囲は0.1以下です。
20人中、超漏れの疑いありと判定されたのは18人でした。
これは、身体の中にはごくわずかなばい菌の毒素が入っている状態です。
長期に続くと色々な病気のもとになることがあります。


■リーキーガット

腸漏れの正式医学名称は、
『リーキーガット(leaky gut 漏れる腸という意味)』
といい、この数年で分かってきた最新の病態です。

腸には大腸、小腸とありますが、腸漏れは小腸で起きます。
腸の中では悪玉菌が毒素を出しています。
腸漏れによって、これらの毒素や腸内細菌が血液に侵入し、
それが全身に運ばれることによって悪影響を及ぼします。

また、 腸漏れは
喘息、糖尿病、動脈硬化、脳梗塞、
敗血症(はいけつしょう)など、
命にかかわる重大な病気の原因となる可能性があるとされています。

※敗血症とは、
細菌などが血液中に入って全身に回り、炎症を起こす病です


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【腸漏れの予防・改善法】

食べ物を分解し栄養分を吸収する小腸の壁に、
腸漏れを起こす原因があります。
漏れ出しの原因となっている腸の壁の修復効果に
期待のもてる方法が以下の2つです。

① お酢
② 食物繊維(野菜の摂取)



■お酢

お酢に多く含まれる物質が腸の細胞を活性化して、
腸漏れを防ぐ働きがあるとされています。

その効果は、
お酢に含まれる物質が腸粘膜のバリア機能を促進させるというものです。

お酢に含まれる物質とは、
『短鎖(たんさ)脂肪酸』
であり、
腸内フローラをきれいに保つために必要な栄養素の一種です。


■お酢の摂取法

お酢にはさまざまな種類があり、
穀物酢、米酢、黒酢、リンゴ酢、
白ワインビネガー、バルサミコ酢などありますが、
その中でも短鎖脂肪酸が多いのは、
リンゴ酢、白ワインビネガー、バルサミコ酢です。

この中のどのお酢でも効果は期待できるとされています。
ただし、お酢を過剰に摂取すると、
胃腸障害を起こす可能性があるとされていますので、
使用には少し注意が必要です。
目安は、1日大さじ1杯くらいです。


■食物繊維

食物繊維(野菜)も腸内細菌で分解・発酵されて、
短鎖脂肪酸に生まれ変わります。

ただし、
どれくらいのお酢や食物繊維をとれば、
腸漏れを防げるかは、まだわかっていません。
それは、これからの研究を待たねばならないのが現状です。