健寿が常備する最強食材・康長大腸を老けさせないキムチ 林修の今でしょ!講座9月25日テレビ朝日

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MCは林修さん、
ゲストは酒井美紀さん、足立梨花さん、伊集院光さん、
解説してくれるのは、
お茶の水健康長寿クリニック院長 白澤卓二先生です


image130.gif【健康長寿が常備する最強食材・大腸を老けさせないキムチ】

大腸が老けると免疫力が低下して、
風邪や感染症にかかりやすくなります。


キムチには植物性の乳酸菌が含まれていますが、
その乳酸菌はヨーグルトの乳酸菌よりの
優れたパワーがあるとされています。


■キムチ

キムチとは野菜を塩漬けにして、
さらに唐辛子、にんにく、漁しょう、塩辛などを
混ぜて作った薬味をまぜて数日発酵させたものです。
日本で作られている漬けもので一番生産量の多いのは、
キムチです。

キムチをよく食べることで代謝が促進されます。

その結果、夏バテ予防や疲労回復効果が期待できて、
中高年者も元気にすごすことができます。



■大腸がん

近年大腸がんが増えています。
がんの死亡原因の女性の1位、男性の3位が大腸がんです。
これは、食生活が欧米化したことで、
食物繊維の摂取量が減ったことと関係しているとされています。
この大腸がんを予防するためには
腸内環境を良くしていくことが重要になります。

そこで、医師が注目しているのがキムチです。


■乳酸菌

キムチには植物性の乳酸菌が含まれています。
この乳酸菌が腸内の善玉菌を増やして大腸を老けさせません。


腸の中には体に良い善玉菌、
体に有害な悪玉菌、
どちらでもない日和見菌がいます。
一番健康的で理想的割合は、

善玉菌:悪玉菌:日和見菌
 2 : 1 : 7


です。


■植物乳酸菌

野菜には少量の乳酸菌が含まれていますが、
発酵してキムチになることで爆発的に増えます。
たとえば、白菜の乳酸菌はほぼ0に近いのですが、
キムチになると
1g当たり1億個以上の乳酸菌が含まれるようになります。

これは、ヨーグルトよりも多い数になります。
さらに、動物性よりも植物性の乳酸菌の方が、
生きて腸に届く確率が高いとされています。

乳酸菌が増える理由は、
キムチの薬味に乳酸菌が含まれているからです。


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【検定問題】

■質問:キムチの乳酸菌がより多い状態なのは

答え:賞味期限近く

キムチの中では発酵が続いているため、
賞味期限近いほうが乳酸菌が増えていきます。

乳酸菌は賞味期限までは増え続けますが、
賞味期限を過ぎると徐々に乳酸菌は減っていきます。
これは、
発酵が進むにつれて乳酸菌のエサがなくなっていくために、
数が減少するからです。

おおよその賞味期限は2週間~1か月くらいです。


■質問:乳酸菌を効率よくとるためにはいつ食べるのがよいか

答え:夜

昼間は消化器官にとどまっている時間が短く、
すぐに排出されてしまいます。

それに比べて、
夜は睡眠時間などで腸内の運動が低下することで
乳酸菌のとどまる時間が長くなり、

乳酸菌の数も増えていくことになります。
食べる目安は1日50gくらいです。

さらに、
キムチには乳酸菌とそのエサとなる食物繊維が含まれていますが、
発酵の過程でビタミンB群もたくさん生成されます。


■質問:より生きた乳酸菌を摂取できる食べ方は

答え:そのまま食べる

乳酸菌が増殖しやすい適正温度は約40度です。
60度では30分ほどで死滅して、
100度では数秒で死滅します。
ですから、
キムチ鍋にするとほとんどの乳酸菌は死滅してしまいます。
ただし、キムチの乳酸菌は死んでも健康効果があります。
死んでも善玉菌のエサとなるために、
腸内で乳酸菌など善玉菌を増やす効果があります。


キムチ鍋を作るときにはキノコも一緒にいれると、
よりキムチの健康効果を促進することができます。

キノコは食物繊維が豊富でこれが乳酸菌のエサとなるからです。
また、生のキムチも一緒に食べるとさらに良い食べ方となります。


■質問:焼き肉のときに胃に良い効果が期待できるのは

答え:カクテキ

大根の辛み成分であるスルフォラファンが、
ピロリ菌に対する殺菌効果があることから、
胃潰瘍や胃がんの予防が期待できることになります。


また、オイキムチにはカリウムが豊富に含まれていますので、
血圧を低下させる作用があり、
高血圧の人にはお勧めです。

肉は豚肉の方がビタミンB1の吸収率が上がります。




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【その他の効果】

■新たな乳酸菌

最近、キムチから新たな乳酸菌が発見されました。
それが、
『ラクトバチルス・サケイHS-1』 
です。

免疫を非常に強く活性化してくれる働きがあります。
その力はビフィズス菌の100倍以上とされています。

免疫細胞の70%は腸内にあり、
免疫力が低下する原因として腸内環境の乱れがあります。
また、この菌は加熱して死滅しても効果は変わらないとされています。


■塩分量

キムチはほかの漬けものと比べて
圧倒的に塩分量が少ない食材です。
塩分量は100g当たり2.2gしかありません。

辛く感じるのは、
薬味の旨み成分が深みのある味をだしているせいです。


■キムチの汁

キムチの漬け汁は、
水溶性ビタミンや乳酸菌を含んでいますので、
飲むことをお勧めします。


■キムチと相性のよい食材3

◆3位:チーズ


キムチの弱点はタンパク質とカルシウムです。
それを補ってくれる食材がチーズです。
病気の予防も期待できます。

『サバとキムチのチーズ焼き』
缶づめのサバにキムチとチーズをのせ、
トースターで焦げ目がでるまで焼くだけです。


◆2位:海苔

白菜の中には不溶性の食物繊維が含まれていますが、
海苔の中に含まれているのは水溶性の食物繊維です。

この2つの組み合わせは、
両方の食物繊維を摂ることができることになります。

『海苔キムチ茶漬け』
お茶漬けにキムチと海苔をのせるだけです。


◆1位:納豆

納豆に含まれているオリゴ糖が乳酸菌のエサとなります。
また、
納豆に含まれるナットウキナーゼは血栓を溶かす働きがありますが、
キムチに含まれるメチルアリルトリスルフィドは、
血栓を作りにくくする働きがあります。

血栓が気になる人、
動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞などが気になる人には
最強の組み合わせとなります。


『納豆キムチパスタ』
茹でたパスタにキムチと納豆をあえるだけです。