セルフケアと口臭予防 6月7日今日の健康NHK

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MCは黒沢保裕さん、岩田まこ都さん、
解説してくれるのは、
日本医科歯科大学名誉教授 和泉 雄一先生です。


image130.gif【セルフケアと口臭予防】

【口臭とは】

口臭は、
『真性口臭症』『仮性口臭症』『口臭恐怖症』
の3つに分類されます。


■真性口臭症

明らかに口臭が認められるタイプです。
朝起きたときに発生する生理的な口臭、
タバコなどの嗜好品による口臭、
病的な原因による口臭
があります。


■仮性口臭症

自分では口臭が気になるものの、
周りがきになるほどの口臭ではないタイプです。

このタイプでは、
口臭測定の検査を行い、
数値を使って口臭の程度が問題ないことを説明します。
そうすると、気にならなく人がほとんどです。


■口臭恐怖症

口臭は周りの人が気にならない程度なのに、
自分の口臭で周りの人に迷惑をかけていると思い込み、
悩んでいるタイプです。

このタイプの人は、
検査をして口臭が強くないと説明されても気にして、
心配が解消されません。
医師が丁寧に説明をして納得してもらうようにします。


■治療が必要な口臭

真性口臭症の中でも
病的な原因による口臭は治療が必要になります。
原因は以下のようなものがあります。

●口の中の汚れ、歯周病、進行した虫歯
●鼻やのどの病気(副鼻腔炎、扁桃炎など)
●呼吸器の病気
●肝臓病
●糖尿病



■検査

問診やにおいを調べる検査が行われます。
マウスピースを30秒間ほど口に加え、
口臭の原因となる物質(硫黄ガス)の
濃度を測定することができます。


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【治療】

口臭予防も歯周病・虫歯の予防も、
基本となるのは歯磨きです。


■歯ブラシを選ぶポイント

理想は
『歯ぐきを傷つけないもの』
『プラークをしっかり落とせるもの』

です。

選ぶポイントは
『ブラシの毛が密なもの』
『毛の硬さが普通またはやわらめのもの』

毛は硬めのほうがプラークが良く落ちるのですが、
歯を傷つけてしまいかねません。
『歯ブラシのヘッドが小さいもの』
小さい物のほうが奥歯までブラシが届きやすく、
しっかりと磨くことができます。


■正しい磨き方

◆スクラッビング法


歯ブラシは力を入れずに、鉛筆を持つようにして持ちます。
歯に対して外側90度、内側は45度に歯ブラシを当て、
小刻みに動かします。

1か所当たり10~20往復させます。


◆バス法

外側も内側も歯ブラシを歯に対して45度の角度に当て、
毛先が歯と歯ぐきの境目に入るようにして、
小刻みに動かします。

1か所辺り10~20往復させます。


■歯磨きの注意点

歯ブラシは使っていくうちに毛が開いてしまって、
うまく磨けなくなってしまいます。
3週間から1カ月程度で交換するようにしてください。
歯と歯の間も、歯間ブラシをつかって清潔を保ちましょう。

また、電動歯ブラシもお勧めです。
特に高齢者にはお勧めです。


■歯磨き以外のヘルスケア

◆舌苔除去


口臭予防には舌苔を取り除くことも効果的です。
1日1回、朝の歯磨きの後に市販の器具を使って行ってください。


◆唾液分泌

口が乾くと口臭が出やすくなりますので、
唾液の分泌が口臭予防になります。
3本の指で耳の下を軽く持ちほぐして唾液の分泌を促します。

口の中の乾き防止に、
少量の水を含んで口の中を潤すのもお勧めです。


◆歯科検診

定期的に歯科を受診することがお薦めです。
1~3か月に1回を目安に受診してください。