物忘れ&認知症を予防!“記憶物質”大発見SP ガッテン!5月23日NHK

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MC立川志の輔さん、小野文恵さん、
ゲストは山根千佳さん、宮本亜門さん、光浦靖子さんです。


image130.gif【物忘れ&認知症を予防!“記憶物質”大発見SP】

年齢を重ねて気になってくるのが「物忘れ」ですが、
近年こうした物忘れに
『血糖値』
が深く関係していることがわかってきました。


■血糖値と物忘れ


アメリカの糖尿病患者を対象とした研究報告など、
高血糖による物忘れ(認知機能の低下)が注目を集めてiいます。
過去1~2か月の血糖値の平均を示す
HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)の値が高い人ほど、
記憶に関係するテストの成績が悪かったというものがあります。
また、糖尿病ではなくても、血糖値が高めの状態なら、
記憶力の低下が起きたり、
放っておくと認知症のリスクになったりする
ことが
明らかになってきています。


■なぜ高血糖が物忘れを引き起こすのか

血糖値と物忘れの関係の鍵を握るのが、
すい臓から出るインスリンです。
インスリンは
脳をはじめとした体の細胞に糖を取り込む指令を出して、
血糖値を調整する役割を担っています。
ですが、
食べ過ぎや運動不足などによって血糖値が高くなると、
脳に届くインスリンの量が減ってしまうことがわかってきました。
その結果、脳の中でもとくにインスリンを必要とする
記憶力や注意力に関係する機能に影響が出て、
物忘れをしやすい状態になってしまうと考えられています。



■高血糖による物忘れをしているかもしれない人

●HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)

65歳未満の方 5.7% 以上
65歳以上の方 6.2% 以上
※HbA1cは過去1~2か月の血糖値の平均を示す値です

●食後2時間後の血糖値 140g/dL 以上
※食後血糖値は、
市販の血糖値の検査キットなどで測定することができます

※糖尿病の疑いのある方は、
専門の病院などで検査を受けることができます


■高血糖で増えるタイプの物忘れ

高血糖によって影響を受けやすい物忘れは、
『作業記憶』
というもので す。
作業をしているときに
一時的に覚えている機能が低下するタイプの物忘れで、
料理中にコンロの火を消し忘れたり、
目的地に向かう途中でやることを忘れたりするものなど

これに当たります。


◆物忘れの起きやすさチェック法

1分間に 動物の名前をいくつ言えるかでチェックします。

13種類以下であれば少し注意が必要です。
ただし、これは知識の幅などによって個人差があるため、
動物でないほかのものを挙げてみるのもOKですし、
13以下の人がただちに危険ということでもありません。


■認知症予防

高血糖の状態が続くと神経細胞がダメージを受けます。
この状態が長引くと、
認知症で最も多いアルツハイマー病になってしまう
可能性が高まると考えられています。
血糖値が高い人は生活習慣を見直して
血糖値をコントロールすることが、
認知症の予防につながります。


◆魚沼市の血糖値改善対策

新潟県魚沼市は町ぐるみで糖尿病対策を行っています。
その結果、
物忘れや認知機能が改善する人が相次でいます。
実際の主な改善方法は以下の3つです。

①週2~3回の適度な有酸素運動
②適度な糖質制限
③野菜から先に食べる


生活習慣を見直して高血糖の状態を改善することは、
物忘れや認知症を予防する上で重要と考えられています。
ただし、血糖値の下げすぎも脳に悪影響を及ぼします。
既に糖尿病と診断されている方は、
必ず医師に相談してからこうした対策を行ってください。