命を守るドリル!健康診断の見方 健康カプセル!ゲンキの時間4月15日TBS

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MCは三宅裕司さん、渡辺満里奈さん、
ゲンキステューデントは滝裕可里さん、
ゲンキリサーチャーはあべこうじさん、
解説してくれるのは、
東海大学医学部付属東海病院謬院長
医学博士 西崎 泰弘先生です。


image130.gif【命を守るドリル!健康診断の見方】


■健康診断の際にやってはいけないこと

◆朝ごはんのかわりにバナナを食べた
◆ガムをかんでいる
◆遅れそうになり全力で走ってくる
◆腕時計やネックレスをしている



◆朝ごはんのかわりにバナナを食べた
胃酸の分泌や血圧の上昇に影響するため、
検診の前10時間は飲食禁止です。


◆ガムをかんでいる
ノンシュガーでも少量の糖を含んでいる場合があり、
味がすることによって胃酸の分泌を促すことにつながります。


◆遅れそうになり全力で走ってくる
血圧の数値に影響が出てしまいます。
運動をすることによって、
筋肉に関する酵素の数値が影響を受け、
肝機能の数値を正しく測定できないことがあります。


◆腕時計やネックレスをしている
レントゲンや心電図に影響を与えます。


胃カメラを控えている人は、
水を飲むのは1時間前までに済ませてください。


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【健康診断の見方】


■健康診断の判定区分

A:異常なし
B:所見はあるが日常生活に異常なし
C:経過観察・生活改善が必要
D:要精密検査
E:要治療


C評価以下から生活指導などが入ってきます。


■田口さんのケース

脂質に関する基準値

LDL : 140mg/dL未満
HDL : 40mg/dL以上
中性脂肪: 150mg/dL未満


●LDL
悪玉と呼ばれるもので、
肝臓で作られたコレステロールを全身に運びます。


●HDL
善玉と呼ばれるもので、
余分なコレステロールを回収する働きがあります。


田口さんの脂質項目が以下でした。
LDL :
HDL :
中性脂肪:

とくに治療の必要もないと考えていたところ、
ふいに心筋梗塞の発作に襲われました。

脂質関連の項目がB判定以内であっても、
じわじわと動脈硬化が進行していくケースがあります。

LDLとHDLのバランスが崩れると、
血管内にプラークと呼ばれるコレステロールの塊を作り、
血管内を狭くしてしまいます。
この状態を放置すると、
血管がボロボロ状態になってしまいます。

B判定でも動脈硬化のリスクを高める原因がLH比です。

LH比=L(LDL)/H(HDL)
悪玉コレステロール/善玉コレステロール

注意が必要となる基準値はLH比=2.5、
3.0以上なら動脈硬化の注意が必要です。
逆に1.5以下なら健康体です。



■注意が必要なB判定の組み合わせ

●脂質B+血圧B=動脈硬化要注意

●血圧B+血糖値B=狭心症・脳血管障害

●血圧B+心肥大B=心不全

●脂質B+肝機能B=脂肪肝

●血糖値B+肝機能B=糖尿病の危険大

●LDL B+中性脂肪B=動脈硬化が要注意



■超悪玉コレステロール

動脈硬化の原因として最近注目されているのが、
『超悪玉コレステロール』
です。
通常のLDLよりもはるかに小さいために、
血管壁などに入りこみプラークを作ります。
超悪玉コレステロールを持っている人は、
動脈硬化になりやすいとされています。

超悪玉コレステロールを減らすには、
中性脂肪を減らすことが重要なので、
甘い物や炭水化物を減らすことです。

さらに、運動をして善玉コレステロールを増やすことです。

超悪玉コレステロールの血液検査は、
原則保険適応外ですが、
人間ドックのオプションとして追加できる医療機関もあります。


■お勧めの食べ物

中性脂肪を下げたいときに食べたいのは、
不飽和脂肪酸のEPA・DHAを豊富に含むサバがお勧めです。

血糖値を下げたいときは、
カリウムや水溶性食物繊維を多く含むサトイモがお勧めです。