心臓の老化タンパク質を減らす法 たけしのみんなの家庭の医学4月3日テレビ朝日

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MCは北野たけしさん、
ゲストはガダルカタル・タカさん、井森美幸さん、
具志堅洋高さん、中山秀征さん、
解説してくれるのは、
熊本大学大学院 生命科学研究部 分子遺伝学分野
教授 尾池 雄一先生です。


image130.gif【心臓の老化タンパク質を減らす法】

心臓の一番大事な働きは
血液を体中に送り出すポンプ機能ですが、
心臓の老化物質がそのポンプ機能を低下させます。


体の中には10万種類にも及ぶタンパク質があり、
その代表的なものが
『ヘモグロビン』『インスリン』『コラーゲン』
といった体内で酵素的な働きをするものです。

これに対して、
心臓の老化に影響を与えるたんぱく質は
『アンジオポエチンL2』
と呼ばれるものです。

アンジオポエチンL2は適量分泌されているときは
心臓にとって良い働きをしていますが、
過剰に分泌されてしまうと心臓の筋肉に悪影響を与え、
心臓の老化につながってしまいます。

このアンジオポエチンL2は全身の細胞から分泌されていて、
増えすぎると様々な障害があります。
心臓からたくさん出ると心臓のポンプ機能の低下、
血管で増加すると動脈硬化、
皮膚で増えるとしわの原因となります。
また、がんにもなりやすくなるともされています。


■アンジオポエチンL2が増える原因

アンジオポエチンL2が増えすぎる原因の1つは加齢で、
もう1つの大きな原因は脂肪です。
心臓の老化物質が多かった人は、
心臓に脂肪が蓄積していました。


■ 心臓脂肪の減らし方

心臓に脂肪が蓄積していた人は
1日で座っている時間の長い人でした。
できるだけ座っている時間を短くして
伸びをすることでアンジオポエチンL2を減らすことが期待できます。


◆心臓の老化たんぱくを減らす方法

①1時間に1回立つ
②立った時に伸びをする


これだけです。


■モニター実験

『倉橋さん・女性68歳のケース』

心臓老化物質基準値は4.12ですが、
倉橋さんの値は4.7でした。

そこで、日常生活において、
1時間座り続けたところで、
一回立ち上がって伸びをしてもらいました。

倉橋さんは、
1時間座りっぱなしで1回立って背伸びをしていましたが、
それに加えてテレビなどを見る際に、
ときどき立って見るなどして、
座っている時間を減らす工夫をしていました。


◆結果

5日後、倉橋さんの
心臓老化物質基準値が
4.7 → 4.5
へと下がりました。
このまま続ければ、基準値以内おさまるだろうと診断されました。