脳梗塞!寝たきり予防SP ガッテン!3月7日NHK

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MC立川志の輔さん、小野文恵さん、
ゲストは山根千佳さん、武田修宏さん、東ちづるさん、
解説してくれるのは、
大分大学付属病院循環器内科
教授 高橋 尚彦先生です。


image130.gif【脳梗塞!寝たきり予防SP】

【重度の脳梗塞】

近年、重度の脳梗塞が増えています。
1年後生存率を軽・中度と比較すると、
軽~中度脳梗塞が80%に対して、
重度脳梗塞は50%です。


■原因

脳梗塞の原因は血栓です。
軽・中度脳梗塞を起こさせる血栓は数ミリほどですが、
重度脳梗塞を起こさせる血栓は3cmほどもあります。
血栓がこれほど大きくなる主な原因は、
心房細動とされています。


■心房細動

心房細動は心臓の心房内で小刻みな震えが起こる症状で、
この震えによって血液が停滞して淀み、
やがては丸まって血栓となることがあります。

その血栓が脳の血管に詰まって起こるのが重度の脳梗塞です。


■認知症

心房細動によって小さな血栓ができることもあります。
そのひとつひとつが脳の血管に運ばれても症状はでないのですが、
それが積み重なることで認知症の引き金になると考えられています。


■心房細動の自覚症状

現在の日本には、
心房細動患者は170万人いるとされています。
そのうちの約4割には自覚症状がなく、
約6割の人が感じる自覚症状は、
動悸、息切れなどです。


ただし、
発症初期の心房細動はたまにしか発作が起きず、
医療機関を受診しても見逃してしまうことが多いと言われています。


■セルフチェック

◆脈拍


脈拍リズムの異常がサインとなることがあります。
左手の親指の付け根のところを、
人差し指、中指、薬指の三本を少し立てるようにして軽く押すと、
脈を感じます。

脈は通常
「トン、トン、トン…………」
と規則正しいリズムを刻んでいますが、
このリズムが不規則になって乱れた場合は
心房細動の可能性が疑われます。
リズムの乱れはゆっくりなリズムの時にも起こります。



◆血圧測定

家庭用血圧計で測定してエラーがでた場合は、
心房細動が出ている可能性があります。
これは、脈拍がリズミカルではない不規則な場合、
計測ができなくなることがあるからです。


■心房細動が起きやすい人

心房細動はリラックスしている夜に
起きやすいという傾向があります。

これは、副交感神経が優位な時に起きやすいと言うことです。

心房細動は高齢者に起きやすいのですが、
最近では50~60代にも増えてきています。
これは、生活習慣病と関連があると考えられています。

心臓の周りついた脂肪が多い人ほど、
心房細動が起きやすいとされています。

また、以下の人は心房細動になりやすいとされています。

◆高血圧
◆お酒を良く飲む
◆肥満



■心房細動の対処法

◆薬

心房細動を抑える薬を用法にそってをきちんと飲むことで、
多くの人が普段とかわらぬ生活を送ることが可能になります。


◆運動

1日30分ほどの適度な運動をすることで、
心房細動を軽減させることができるとされています


◆手術(カテーテルアブレーション)

腕の動脈などからカテーテルを入れて行う手術で、
心房細動を起こしている部位を焼くことで、
約90%の人が根治します。

この手術を受ける人は年間5万人に上り、
二日後には退院できます。
ただし、手術にはリスクもともないますので、
主治医とよく相談することをお忘れなく。