血管の老化を止める科 たけしのみんなの家庭の医学2月27日テレビ朝日

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MCは北野たけしさん、
ゲストは矢代亜紀さん、かとうかず子さん、
ガダルカナル・タカさん、ほんこんさん、
解説してくれるのは、
東京都健康長寿医療センター
副院長 原田 和昌先生です。


image130.gif【血管の老化を止める科】

血管の老化には体のある部分の筋肉が
関係していることが明らかになりました。
この筋肉を鍛えれば
老朽化した血管を若返らせることできるとされています。


■実証:瓶のふたを開けられるかどうか?

握力を調べてみました。
血管の老化と関係している筋肉とは、
腕と手の筋肉を使う握力でした。


◆女性10人の握力検証実験
(9人が60代、1人が70代)


ふたを開けられた9人は血管年齢が実年齢よりもマイナスで、
開けられなかった1人は血管年齢が実年齢よりもプラスでした。

また、男性8人にもやってもらったところ、
全員がふたを開けられましたが、
時間がかかった4人は血管年齢が実年齢よりもプラスでした。
また、
早く開けられた人は血管年齢が実年齢よりも若い傾向にありました。


■血管と握力

健康維持には握力が非常に大事です。
握力を維持できない人ほど、
心臓にかかわる病気のリスクが高いとされています。


■握力を維持している人の共通点

血管年齢が若いのは男性よりも女性のほうに多くいます。
握力自体は男性の方が高いのですが、
加齢にともなう低下の仕方が激しいのです。
これが、血管年齢に違いをもたらしていると考えられます。


■柴田さん御夫妻のケース

夫の嘉彦さん64歳は週に1回ジムに通っています。
妻の和代さん65歳は運動習慣はありませんでした。
それでも、
妻の和代さんのほうが血管年齢が若かったのです。

御夫婦の1日の様子を見てみると、
和代さんは家事を行っているせいで、
握力を頻繁に使っているのがわかりました。

その結果、
1日当たりの握力の使用回数は
和代さんは1913回、
嘉彦さんは83回

でした。

家事程度の負荷でも毎日行うことで、
握力を維持することができます。


■NO(一酸化窒素)

握力をよく使うと
血管をやわらかくする物質であるNO(一酸化窒素)が
分泌されることがわかりました。

血管が硬くなっても、NOが分泌されると、
血管のしなやかさを取り戻すことができるとされています。

握力を使うことで、
収縮していた血管が拡張され、
滞っていた血流が一気に流れます。
それによって血管の壁が強く刺激されて、
NOが分泌されます。
家事程度で使う握力でもNO分泌が期待できます。
できるだけ、家事を行ってNO分泌を促してください。


■握力を効果的に鍛える法

≪NO分泌ボール入浴法≫


やわらかいビニールボールを2つ用意します。
お風呂で体を温めながら、
無理せずできる範囲で何度もボールを握ります。


湯船にに入ると血管が拡張して、
NOが分泌されやすくなります。
それにプラスしてボール握りで握力を鍛えます。


体が温まると血管が拡張して、
血流が増えている状態になります。
この状態で握力を使えば、
効率的にNOが分泌されることになります。


◆結果

柴田夫妻にこの入浴法を1週間続けてもらいました。

夫の嘉彦さんは、
この運動をする前の血管年齢は70歳でしたが、
1週間続けたところ55歳にまで若返りました。

妻の和代さんは血管年齢59歳でしたが、
58歳とさらに若返りました。