冬のあったか健康鍋 あしたも晴れ!人生レシピ2月9日NHK

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MCは賀来千香子さん、高市佳明さん、
ゲストは松本明子さん、
解説してくれるのは、
管理栄養士 田中史子先生です。


image130.gif【冬のあったか健康鍋】

福井県鯖江市には、
100歳になる長男を筆頭に、
合計年齢375歳(平均93歳)
のご長寿・大森4兄弟がいます。

100歳の長男は社交ダンス歴50年の現役、
次男はマスターズ砲丸投げの日本記録保持者、
三男は手品で老人ホームから慰問依頼がくるほどの腕前、
四男は地元名物やんしき音頭の指導員、
さらには漆器の製造・修繕の現役職人です。

4兄弟は月に一回、長男の良一さんの家に集まって鍋を囲みます。
長男の良一さんが鍋に必ず入れるのがカキです。
足腰の弱った妻にかわって、
買い出しも料理も良一さんが受け持ちます。


【ご長寿カキ鍋】

この日良一さんが作ったカキ鍋の具材は、
カキ、ハマグリ、鶏肉、白菜、ネギ、
カブ、シイタケ、エノキ、シメジです。

●カキ
カキはビタミン、ミネラル、タウリン等を含み、
コレステロールを下げるほか、
免疫力を高める働きがあります。



●ハマグリ
ミネラル豊富なのに加え、
野菜などではなかなか摂取できないビタミン12を含んでいます。
ビタミン12はメラトニンというホルモンを生成して
快眠効果が期待できます。
また、疲労回復、スタミナ向上作用もあります。


●茸類
シメジなどの茸類も免疫力を高めます。


■運動と会話

四男は座っていたらいけない、
体を動かすことが元気の秘訣といっています。

食物からさまざまな栄養素を摂取することは非常に大事ですが、
それとともに運動も健康維持のためには不可欠な重要要素です。
また、4人で会話しながら食べることも認知症予防に効果があります。
会話しながら食べるということは、
会話すると同時に次に何を食べようかと考えているという、
一度に2つのことを行っている
ダブルタスクを行っていることになります。
これが、認知症予防に効果があります。


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【地中海料理】

認知症予防に効果があるとして最近注目を集めているのが、
『地中海料理』
です。

その食材の健康効果は以下の通りです。


●オリーブオイル
オリーブオイルに含まれるオレイン酸は、
アルツハイマー病の原因となる
アミロイドβを減らす効果が高いとされています。


●パスタ
全粒分を原料に使ったパスタは、
食物繊維を豊富に含んでいて
急激な血糖値の上昇を抑える働きがあります。
つまり、認知症の発症リスクを高める
糖尿病の発症リスクを下げる働きがあります。


●EPA・DHA
魚介類に含まれるEPA・DHAは、
血管や血液を健康に保つ働きがあり、
血栓ができるのを防いでくれます。

また、脳にたくさんの血液が運ばれ、
脳の神経細胞が活発に働くようになります。

つまり、肥満を防ぎ、
血管を守る食事が認知症予防になる食事となります。


■認知症予防の地中海鍋

◆材料

オリーブオイル、にんにく、たい、えび、はまぐり、
スイスチャード、カラフルミニトマト、
オリーブの実、しいたけ、豆腐、ゆず


◆作り方

①お鍋にオリーブオイルを全体にいきわたるように入れていきます
②適当な大きさに切ったニンニクを入れます
③和風だしを入れます
 だしがはねないように、鍋の内からそうっと入れてください
④ひと煮立ちさせたところで、
 たい、はまぐり、えびを入れます
⑤さらに、しいたけ、豆腐を入れます
⑥オリーブの実を入れます
⑦緑・黄色・赤いミニトマトを入れます
⑧スイスチャードを入れます
⑨具に火が通ったところでゆず(皮ごと)を入れます

彩り豊かでとても美味しそうです。
たいの臭みも感じられないばかりか、
魚介類の風味がよく出ていてとても美味しいとのことです。
目で見て美味しいというのがとても大事だそうです。


●オリーブ
オリーブの実には、
マスリン酸という認知症予防に効果的な上に、
関節の炎症を抑える成分が含まれています。


●緑のミニトマト
熟していない緑のトマトには、
トマチジンという筋肉の委縮を防ぐ成分が含まれていて、
認知症予防に効果的です。

筋肉が衰えると、
脳への神経伝達が鈍くなると言われているからです。

筋肉を動かす、体を動かすことが、
脳を活発に働かせることになって、
認知症予防につながります。


●スイスチャード
西洋のほうれん草と言われる野菜です。
認知症予防に効果が期待できる野菜です。
βカロテン、カルシウム、ミネラル、
鉄分が豊富で丈夫な骨づくりや貧血予防にも効果が期待できます。



●ゆず
柚の皮に含まれるノビレチンは、
記憶障害の改善が期待できる食材です。

ゆずは必ず皮ごと使うようにしてください。


■認知症予防リゾット

地中海鍋で残ったスープを使って認知症予防効果が期待できる
リゾットを作ります。

◆作り方

①スープの残った鍋に玄米と黒米を入れます
②ひと煮立ちさせたチーズを加えます
③仕上げにバジルとナッツをトッピングします


●玄米
玄米に含まれるγオリザノールが糖の吸収を穏やかにして、
肥満予防に効果があります。
肥満と認知症予防には強い相関関係があって、
肥満予防は認知症予防につながるとされています。


●バジル、ナッツ
認知症予防効果があるとされています。


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【筋肉増強鍋】

お相撲さんの食べるちゃんこ鍋で、
筋肉増強鍋を作ってみました。


◆食材
スケソウダラ、キクイモ、れんこん、ゴボウ、ニンジン、
ネギ、春菊、シメジ、豆腐、鶏肉


◆作り方

①良く洗ったキクイモを皮のまま食べやすい大きさに切ります
②魚は生臭さをとるために、熱湯にくぐらせます
 その後、流水で血あいも丁寧に洗い流します
③ゴボウとレンコンを小さなサイコロに切って、
 それを鶏肉ダンゴの具に使います
④そのほかの具材も適当な大きさに切り、
 鍋の中に入れます
⑤鶏がらで味をとった味噌ベースのスープを入れます
⑥具材が煮えればできあがりです

※味噌ベーススープ
しいたけ、コンブ、鶏がら、牛すじで作った出汁に味噌をといたもの


●スケソウダラ
脂肪が少なく良質なタンパク質を含んでいて、
筋肉を作るタンパク質のバランスに非常に優れています。


●キクイモ
余分はコレステロールの吸収を抑える
イヌリンという食物繊維が豊富に含まれています。

また、骨にも良い効果をもたらすとされています。
イヌリンはゴボウにも豊富に含まれています。
また、骨密度の低下を防いでくれる作用があります。
それが、筋肉強化につながっていきます。
煮るとユリ根のような食感になって、
美味しく食べられます。


●レンコン
カリウムを豊富に含んでいます。
カリウムが不足すると筋肉が弱まるとされていることから、
レンコンで補うのが良いとされています。
ムチンはタンパク質の吸収を促進します。