高血圧!どれが本当の血圧 12月26日今日の健康NHK

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MCは黒沢保裕さん、岩田まこ都さん、
解説してくれるのは、
東北大学大学院 教授 伊藤 貞嘉先生です。


image130.gif【高血圧!どれが本当の血圧】

【本当の血圧とは】

血圧は一定のものではなく、
昼間と夜の就眠中とでは異なり、
怒っているときと穏やかなときでも異なります。
自分の本当の血圧を知るには、
同じ時間に同じ環境で測定し、
その平均値を見ていくことが重要です。


■血圧の測り方

朝と夜それぞれ2回ずつ測り、
血圧手帳やノートに記録します。



高血圧の診断基準は、
上の血圧が140mmHg以上、
下の血圧が90mmHg以上

です。

家庭で測定した場合は値が少し低くなります。
上の血圧が135mmHg以上、
下の血圧が85mmHg以上

です。

上下の血圧どちらか一つでも異常値の場合は、
高血圧と診断されます。


◆上腕を測るタイプ

①血圧を測る
カフを心臓と同じ高さになるように上腕に巻きます
手のひらを上に向け、力を抜きます
この状態で1~2分間安静にしたあと、
測定ボタンを押します


②測定する
血圧手帳などに記録します
体調や出来事も一緒にメモしておくと、
どんなときに血圧が上がりやすいかを知ることができます


◆血圧をはかるタイミング


●起床して1時間以内
●朝食の後
●朝食の前
●高血圧の薬を飲んでいる人は薬を飲む前




●寝る前
●入浴や飲酒の直後はさける



◆正しい値がでない測り方

●4回以上連続ではかる
●散歩や運動をした直後にはかる
●横になりながら測定する
●寒さに震えながら測定する
●足を組みながら測定する



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【仮面高血圧】

仮面高血圧とは、
時間帯や場所などによって
血圧の異なった測定値を示すことをいいます。


仮面高血圧には3つのタイプがあり、
昼間高血圧は、職場や家庭などのストレスが原因で
日中の血圧が高くなる場合を指します。
そして、問題なのは早朝高血圧と夜間高血圧です。


◆早朝高血圧

朝、目覚める前後に血圧が急上昇するタイプです。
朝に血圧が上がるのは生理的な現象ですが、
早朝高血圧のある人では、
急激に上昇することが問題となります。

高齢者や動脈硬化の進んでいる人は、
急激な血圧上昇により脳卒中や心筋梗塞を起こしやすくなります。
さらに、冬の寒い朝や早朝の激しい運動など、
血圧が上がりやすい環境が加わることで、
危険度が増すことになります
ので注意が必要です、


『寒さ対策』

●床が冷えないように工夫する
●冷たい水での洗顔をさける
●トイレや浴室も暖かくする
●家から外にでるときは着込む



『薬』

●長時間作用する薬に替える
●朝と夜2回に分けて飲む
●寝る前に飲む



◆夜間高血圧

本来血圧が下がるはずの就眠中も、
血圧が下がらずに高いままになっているタイプです。


高血圧の状態が長時間続いてしまうため、
血管に負担がかかることから、
動脈硬化が進行したり、
脳卒中や心筋梗塞、腎不全などのリスクが高まります。
慢性腎臓病、睡眠時無呼吸、糖尿病、心不全等のある人は、
夜間高血圧には特に注意が必要です。