生活改善と薬!防げ動脈硬化 今日の健康12月6日NHK

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MCは黒沢保裕さん、岩田まこ都さん、
解説してくれるのは、
帝京大学客員教授 木下 誠先生です。


image130.gif【生活改善と薬 防げ!動脈硬化】

動脈硬化による病気を防ぐためには、
まず禁煙、食生活、運動といった生活改善を行います。
生活習慣を改めることで、
動脈硬化の危険因子である脂質異常、高血糖、高血圧を改善します。


【食生活改善ポイント】

■1日の摂取カロリー

身長(m)×身長(m)×22×25~30=適正エネルギー

たとえば、身長165cmの成人の場合は、
1日1800Kカロリー程度が上限となります。


■肉の脂身や乳製品はひかえめに

牛バラ肉、豚バラ肉、鶏肉バラ肉、ベーコンなどの加工肉、
乳製品、卵などの過剰摂取には注意が必要です。


乳製品は必要な栄養素を多く含む食品です。
卵は人によってはコレステロール値に及ぼす影響が異なります。
どちらも控えるときは、担当医や管理栄養士に相談してください。


■魚や野菜は積極的にとる

青魚、緑黄色野菜、海藻、大豆食品は
積極的に摂取するように心がけてください。


これらの食品は、中性脂肪値を下げ、
コレステロールの吸収や血糖値の急上昇を抑える効果が期待できます。



■調理用の油は植物油に

バターやラードなどには飽和脂肪酸が多く、
悪玉コレステロール増加の原因となります。
不飽和脂肪酸が多く含まれる植物油がお薦めです。


■実践のコツは『日本食』

魚や海藻、大豆製品が中心になる食事を意識します。
ただし、日本食は塩分量が多くなりがちなので、
その点には注意が必要です。


■甘いもの、お酒はひかえめに

甘いものは中性脂肪や血糖値を上げ、
アルコールは中性脂肪を増やすだけではなく、
大量に摂取すると脳卒中や心筋梗塞のリスクを高めます。



◆1日のアルコール摂取目安

日本酒   : 1合
ビール   : 中瓶1本
ウイスキー : ダブルで1杯


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【運動と薬物療法】

■運動療法

ウォーキング、水泳、エアロビクス、サイクリングなどの
有酸素運動を中心に行います。

楽だと感じる程度からややきついと感じる程度の強さまで、
1日合計30分間以上を目標に、
週に3日は行うように努めてください。

また、毎日の生活の中でもこまめに体を動かすように心がけてください。

運動は脂質異常、高血圧、高血糖を改善します。
特に、食事や薬では増やすことの難しい
善玉コレステロールを増やす効果があります。
さらに、血管がしなやかになり、血栓をできにくくします。
ただし、重い疾患がある場合は事前に医師に相談してください。


■薬物療法

動脈硬化による病気を防ぐには、
必要に応じて脂質異常症、糖尿病、高血圧等の薬も使われます。
特に脂質異常症は動脈硬化の大きなリスクとなりますので、
脂質異常症の危険性が高い場合は、
薬物による治療が必要となるケースもあります。

生活習慣の改善は長く続けることが大切です。
無理な計画を立てて中断しないよう、
自分に合った方法で取り組んでください。

また、脂質異常症等の薬を処方されている場合は、
必ず決められた通りに使用して下さい。