ぎっくり腰・腰痛徹底対策 11月8日今日の健康NHK

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MCは黒沢保裕さん、岩田まこ都さん、
解説してくれるのは、
富山大学 准教授 川口 善治先生です。


image130.gif【ぎっくり腰・腰痛徹底対策】

腰に急に激しい痛みが走り、
1カ月あるいは1~3カ月で自然と症状がおさまるものを
急性腰痛といい、一般的に
『ぎっくり腰』
と呼びます。
実は、原因はよくわかっていません。
筋肉や骨、椎間板、靭帯などの
どこかに障害が起きていると考えられていますが、
画像検査などでは異常が認められません。


【対処法】

ぎっくり腰を起こしやすいのは、
前かがみの姿勢をとったときです
ので、
前かがみで重いものを持ったり、
洗面台で顔を洗うとき、
靴をはくときなどには注意が必要です。


■発症直後の姿勢

ぎっくり腰を起こした直後は、
腰に負担をかけない姿勢をとります。

◆膝を軽く曲げて横向きに寝る
◆仰向けに寝て膝を軽く曲げ、
 膝の下にクッションなどを入れる
◆仰向けに寝て、低めの台に両足をのせる



■温冷対処

患部が腫れているときには、
冷やすことをお薦めします
が、
ぎっくり腰の場合はほとんど腫れがありませんので、
温めるのも冷やすのも、本人が楽になるほうを選んでください。
カイロで温めたり、保冷剤をタイオルで巻いて冷やしたりします。


■体を動かす

発症後2~3日は安静にしていても、
その後は多少痛みがあっても、
積極的に体を動かすようにしてください。

長い間体を動かさないと、
かえって腰痛を悪化させることがわかっています。


■注意が必要な急性腰痛

次のような症状のある急性腰痛には注意が必要です。

『じっくりしていても痛みがある』
『日ごとに痛みが強くなってくる』
『足のしびれや排尿障害をともなう』


上記のような症状がある場合は、
何らかの病気が原因で腰痛が起きている可能性があります。
ぜひ、整形外科を受診してください。



■再発予防

ぎっくり腰は1年以内に約半分が再発するとされています。
それを防ぐためには、4つのポイントが重要とされています。


①無理な姿勢をさける

前かがみの姿勢で重いものを持ったり、
急に腰をひねるなどの、
腰に負担をかける動作をさけるように心がけます。


②ストレスを軽減する

ストレスが続くと痛みにも敏感になります。
美味しいものを食べたり、音楽をきくなど、
自分の好きなことをして、
生活にリラックスを取り入れていください。


③肥満予防

体重が重くなると腰により負担をかけることになり、
腰痛を起こしやすくなります。
適度な食事量と運動を心がけて、
適正な体重を維持できるように心がけてください。


④適度な運動

運動には、疲労回復、筋肉の強化、体力向上など多くの健康効果があり、
腰痛予防に役立ちます。

運動の種類はとくに決まりはなく、
ウォーキングでも十分に効果があります。
少しの時間でもよいですので、
無理せずに毎日続けることが大事です。


≪お薦めのかんたん運動≫

◆胸反らし運動


イスを用意します

①イスに腰かけて、両手をワキバラにあてます
②お腹をへこますように、体を少しだけ前に倒します
 このとき十分に胸を張り、背筋をのばします
③5秒間この状態をキープします
④ゆっくりと元にもどします
3回を1セットとして、1日3セット行います


◆へそのぞき運動

イスを用意します

①イスに腰かけて、両手をワキバラにあてます
②お腹に力を入れて、へそをのぞき込みます
③5秒間この状態をキープします
④ゆっくりと元にもどします
3回を1セットとして、1日3セット行います