知って助かる体病のサイン!背中の痛み・肩コリ! その原因Xにあり!5月19日フジテレビ

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MCは恵俊彰さん、
ゲストは羽田美智子さん、里見浩太郎さん、
森本レオさん、、宮澤エマさん、
解説してくれるのは、
東京北部病院 副院長 長田 恒明先生です。


image130.gif【知って助かる体病のサイン!背中の痛み・肩コリ!】

【背中の痛み】

■山下さん・女性61歳のケース

病気発病の1カ月前、
原因不明の便秘が1週間以上続いていました。
整腸剤を飲んでもまったく効果がありません。
そして、便秘とともに
原因不明の食欲不振に襲われるようになりました。

1カ月後、
突然背中に鈍い痛みを覚えました。
左の肩甲骨の下あたりで、
ジワジワとした痛みでした。
前日に友人と長く歩いていたので、
筋肉痛だと思っていました。

背中の痛みから1週間後、
背中の痛みは慢性的なものへと変わっていきました。

背中の痛みが始まってから2週間後、
夜中にこれまで経験したことのない激痛を感じて、
緊急搬送されました。

診断は
『腹部大動脈瘤』
でした。


■腹部大動脈瘤

心臓から全身に血液を送る最大の血管である
腹部大動脈にコブができる病気です。
コブが破裂すると、
致死率は50%以上と言われています。


■山下さんのサイン

①便秘・食欲不振
大動脈にできたコブが腸と胃を圧迫して、
便秘と食欲不振を招いていました。


②腰の慢性的な痛み
大動脈にできたコブが大きくなり、
破裂寸前の切迫破裂という状態になったことで、
血管の表面にあった神経が引っ張られて刺激を受け、
背中の痛みと勘違いしたと考えられます。


③背中の強烈な痛み
腹部大動脈のコブが破裂したことで、
強烈な痛みに襲われました。

山下さんは、人工血管に置き換える手術を受け、
今では以前と同じ生活ができるようになりました。


■腹部大動脈瘤のサイン

◆慢性的な便秘・食欲不振
◆お腹に拍動を感じる

(お腹を触ると血液の流れを感じる)
◆背中や腰の痛み

ただし、大動脈瘤はコブが破裂する前は、
比較的症状が出ない人が多いという、
気付きにくい病気です。


腹部大動脈瘤の発見のためには、
1年に1回、腹部の超音波エコー検査を受けてください。


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【肩コリ】

■ブラザートムさんのケース

50歳のときに仕事終わりにビールを飲んでいると、
珍しく肩コリを感じました。
2週間してマッサージにいっても、
肩コリはおさまらず、ずっと肩が重い状態でした。
そして最初の肩コリから1カ月後、
コリは背中全体に広がっていきました。

3ヶ月後、
朝、目の奥の方にジワーッとくる痛みを覚え、
この日を境に毎朝目の痛みに悩まされるようになりました

さらに、突然、重くてギューッとした頭痛を覚えるようになりました。
それは、かき氷を食べた時の痛みがずっとあるような印象でした。
それだけではなく、次に顎に痛みを覚えるようになりました。
ずーっと顎に剣山を押しつけられているような印象でした。

朝は目が痛み、午後になると頭痛、
それに加え顎にも痛みが広がってきました。
そのせいで毎日鎮痛剤を飲んでいたのですが、
その量が日に日に増えていきました。

トムさんは、
『もしかしたら、病院に行くと長期入院になるかもしれない』
という気持ちがどこかにあって、
怖くて病院へは行けなかったといいます。

そして、最初の肩コリから半年後、
コンビニの帰りにレジ袋を落としてしまいました。
手がしびれて力が入らなくなっていたのです。
そして、今まで経験したことのない鋭い胸の痛みに襲われ、
しぜんと体が丸まっていきました。

その状態で5分以上その場に立ち尽くしてしまいました。
その後、なんとか病院へと行くことができました。

診断は
『心筋梗塞』
でした。


■心筋梗塞

動脈硬化などによってできた血栓によって、
心臓の血管が詰まってしまう病気です。
それによって血流がとまって、
心臓の一部が壊死します。
発症すると、
病院に行く間もなく約3割の人が亡くなるとされています。


■脳の錯覚

ブラザートムさんが自覚した症状

①肩コリ
②目の痛み
③頭痛
④顎の痛み


は、脳の錯覚によるものでした。

心臓の痛みは脊髄を通って脳に達しますが、
この痛みの通り道は肩や顔が感じる痛みの通り道と同じことから、
脳はどこが痛いのかを判別することができず、
勘違いしてしまうことがあります。

それが、
顔や肩の痛みやコリとして感じられたということです。

トムさんは
血流回復のためのカテーテル手術を受けて、
無事命を取り留めることができました。