死を招く危険なサインSP・目の痛み! その原因Xにあり!5月19日フジテレビ

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MCは恵俊彰さん、
ゲストは羽田美智子さん、里見浩太郎さん、
森本レオさん、、宮澤エマさん、
解説してくれるのは、
東京北部病院 副院長 長田 恒明先生です。


image130.gif【死を招く危険なサインSP・目の痛み!】

【目の痛み】

■鈴木さん・男性61歳のケース


半年前、突然目の奥に鈍い痛みを感じました。
まるで目が押しだされるような印象でした。
数日後、視界がぼやける状態になりました。


目薬で痛みは治まったものの、
数週間後にまた目の痛みが再発しました。
老眼がはじまったのか、
というくらいにしか考えていませんでした。

ところが、
突然頭に電気が走ったような痛みに襲われるようになりました。
頭痛薬を飲むと痛みは一時的におさまりました。

目の痛みが出てから2カ月後、
手にしびれたような感覚があって
指に力が入らなくなりました。

目の痛みが始まってから5カ月後、
左側の視界がぼやけてうまく見えなくなりました。

仕事の疲れや加齢のせいにして、
病院へは行きませんでした。

目の痛みが始まってから半年後、
これまでに感じたことのない強烈な頭の痛みを感じました。

右の瞼がたれさがりまぶたがまったく動かなくなっていました。
すぐに近所の眼科に行ったところ、
脳の病気の可能性があるとして、
脳神経外科受診を勧められました。

その結果、
目の痛みは
『クモ膜下出血』
によって起こったものと診断されました。


■クモ膜下出血

クモ膜下出血は弱った血管にコブができることで、
引き起こされます。
血圧の高まりによってコブが破裂して出血することで、
発病します。

このコブが鈴木さんの体にさまざまな症状を引き起こしていました。

①目の痛み
②頭痛
③手のしびれ
④視界の左側だけぼやける
⑤激しい頭痛と右瞼の異常



■コイル塞栓術

鈴木さんはコイル塞栓術で一命を取り留めました。
それは以下のような術法です。

①脚の血管からプラチナ製のコイルを脳に通す
②脳にできたコブをコイルでふさぐ


こうすることで、
コブからの出血をふせぐことができます。


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【クモ膜下出血のサイン】

①目の痛み
血管にできたコブが目の神経を刺激して、
痛みが起こってました。


頭痛
コブからわずかな出血が起こり、
脳は圧迫を受け痛みを感じるようになっていました。


③手のしびれ
成長し続けるコブのせいで、
コブの中にできた血栓が剥がれて、
血管を詰まらせることで、
脳の一部の血流が滞って手のしびれを起こさせていました。


④視界の左側だけぼやける
大きく成長したコブがより目の神経を圧迫したせいで、
視界がぼやけるようになりました。


⑤激しい頭痛と右瞼の異常

ついに血管のコブが破裂して、
脳と目の神経を強く圧迫して出た症状でした。


■クモ膜下出血のサイン

●目の奥の痛み
●吐き気を伴う頭痛
●手のしびれ、指先に力が入らない
●片側の視界だけがぼやける
●ろれつが回らない



クモ膜下出血は、
動脈硬化によって発症率が上がりますが、
閉経後の中年女性にも多くみられます。



■視界のぼやけと老眼との違い

◆老眼
両目:ぼやけて見える
片目:ぼやけて見える


◆クモ膜下出血
両目:ぼやけて見える
片目:はっきり見える


これは、右と左の目の動きが合わなくなるためです。
それは、メガネをかけずに3D映画を見たような印象です。

出血しても24時間以内に手術を施せば、
命を取り留めることが可能な場合もあります。
血管のコブが破裂する前に見つけることが大事です。
そのためには、脳ドックなどでの検査がとても重要です。