危険な咳の見分け方!健康カプセル!ゲンキの時間10月14日TBS

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MCは三宅裕司さん、渡辺満里奈さん、
ゲンキステューデントは滝裕可里さん、
ゲンキリサーチャーはレッド吉田さん、
解説してくれるのは、
日本医科大学 呼吸ケアクリニック所長
医学博士 木田 厚瑞先生です。


image130.gif【危険な咳の見分け方!】

秋は咳に悩む人が増える時期です。
咳の中には、
息がとまって死にいたる怖い病気が隠れていることがあります。


【危険な咳の見分け方】

■咳


咳は肺を守るための大切な防衛機能で、
気道に入った異物を体外に出す働きをします。

ただし、ずっと続く咳は病気のサインです。


■3人のゲンキチャレンジャー

◆西田さん・女性65歳


●咳の音:コンコン(乾いた音)
●いつ:朝起きた時、季節の変わり目(悪化)

●NO値:130


NO(一酸化窒素)の量を測定(30未満が正常)

気管支の広い範囲に慢性の炎症が起きています。
これは、喘息です。

炎症によって気道が狭くなって、
呼吸がしづらくなります。
悪化すると、粘り気のある痰や、
ヒューヒューゼェーゼェーと気道がなる喘鳴(ぜんめい)
という症状がでます。


夜中から明け方にかけて症状がでやすく、
呼吸困難になる人もいます。
しかも、7割は大人になってから発症します。
年間、1800人が亡くなっています。


秋はダニの死骸などによって、
発症が多くなる季節です。


◆髙木さん・男性69歳

●咳の音:ゴホンゴホン
●いつ:人と話している時、ラーメンを食べた時
●痰の色:透明

駅の階段を上るときに息切れがある

肺機能検査:最初の1秒間に吐きだせる肺活量を測定
肺年齢92歳と判定されました。


●COPD(慢性閉鎖性肺疾患)

タバコなどが原因で、肺の組織の一部が壊れたり、
気管支が慢性的に炎症を起こしている状態です。

悪化すると、息切れが強くなって、
徐々に家から出られなくなります。

その結果、
運動量低下→筋肉量低下→寝たきり
となる可能性があります。
しかも、心疾患をはじめとした命にかかわる病気を
併発する可能性が高いとされています。


対処としては、
『禁煙』『必要な薬を使う』
などが大切ですが、
改善することは難しく、
進行を止める対処を行います。


◆常田さん・女性54歳

●咳の音:エッヘン
●いつ:寝ている時
●痰の色:黄白色


咳を起こす原因として後鼻漏という病気があります。
鼻水が鼻の奥からたれ落ちて、
咳や痰の原因となる病気です。
原因はアレルギーによるものですが、
特徴として黄色っぽい痰を分泌します。
特に寝ているときは咳や痰が出やすくなります。

基本的には耳鼻科を受診してください。


◆その他の咳

●ゲホゲホの痰がからんだ咳
●寝ているときに起きる
●泡状の痰がでる

このような症状がある場合は、
心不全の疑いがあります。


また
●飲酒の咳+胸やけ→逆流性食道炎


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【診断と治療】

■喘息になりやすい体質

●方親に喘息がある→約30%
●両親に喘息がある→約70%



◆咳喘息

風邪をひいた時や季節の変わり目などに、
比較的症状の軽い咳が出る喘息です。

その中の約3割が重い喘息になるとされています。

秋は喘息になりやすい季節です。
台風や夕方の雷雨など、
急な気温・気圧の変化が喘息の引き金となります。

また、アレルギー物質の中でもダニの死骸やフンが
空気中に舞いあがって大きな原因となります。



■対策

喘息の対策として一番大事なことはこまめな掃除です。
カーペットは裏側まで掃除機をかけてください。


またカビも原因となりますので、
エアコンや加湿器の手入れもきちんと行ってください。


■喘息の予防法

呼吸筋を鍛えることで、
喘息を予防することができます。



◆呼吸筋の鍛え方

腕を高く伸ばし、
そのまま大きくゆっくりと回すだけです。

1日10回を目安に、
徐々に回数を増やすようにしていきます。


◆生活スタイル

涼しくなってきた時期ですので、
屋外で強度の高い運動は控えてください。

冷たく乾いた空気を大きく吸い込むことで、
気管支を刺激して喘息の発作を招くことがあります。

これを予防するためには、マスクがお勧めです。
保湿、保温効果が期待できます。


喘息の原因として、
風邪やインフルエンザがあります。

これらの病気によって
気道が炎症起こし荒れてしまうことが
発症の原因となることがあります。
まずは、
風邪予防やインフルエンザ予防のワクチンなどを
しっかりとすることです。